会長あいさつ
日頃より看護職の皆様には、看護連盟活動にご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。
昨年、国家公務員医療職俸給表3の看護職の昇給基準が改正され、2023年4月1日から施行されています。
また、今年は診療報酬のトリプル改定があり、6月から施行されます。この中では処遇改善を重視した改定率となりました。
これらの改正にあたっては、日本看護連盟・日本看護協会・看護職国会議員が連携して厚生労働省、人事院等の所管部署との面談、本会議、厚生労働委員会での発言や政府への申し入れなど根気よく訴え続けて実現した成果です。
診療報酬改定では神奈川県看護連盟・神奈川県看護協会も一丸となって神奈川選出議員に訴えました。
処遇改善等については、現場の声を聴いていきたいと考えています。
昨年の日本看護連盟総会で、次期参議院選挙の組織内候補予定者として、現参議院議員「石田まさひろ」氏が決定しました。
3月23日には、「診療報酬改定に現場でどう対応すべきか」のテーマで講演を開催しました。
石田まさひろ議員の活動を多くの看護職の皆様に発信し、知名度を高めていきたいと考えています。
看護職の専門性と役割の重要性はコロナ禍や災害医療で認められています。
県内の看護職の団体とのつながりを強化し、広く看護職の現場の声を吸い上げ、より良い方向にもっていくための活動を続けていきたいと考えています。
看護職自身が教育や処遇改善について、大きな声を上げていきましょう。
神奈川県看護連盟 奥本 信子