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新着情報

2024.3.23 神奈川県看護協会・看護連盟合同研修会を開催しました
2024-04-01
合同研修会開催
看護協会・看護連盟合同研修会
合同研修会は神奈川県看護協会と看護連盟が合同で企画して、毎年恒例で開催している
開催日 2024年3月23日(土) 
神奈川県医療会館5階研修室にて
参加者 215名(オンライン参加166名、会場49名)
研修形態・形式は会場とウェビナー参加の2部構成で開催された
  1. 講師 石田まさひろ参議院議員
テーマ 「診療報酬改定に現場でどう対応すべきか」
  1. 講師 鳥海和輝氏 株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン
テーマ 「6年に一度の診療報酬改定、私たちは何をすべきか」
 第1部は石田先生より今回の診療報酬改定は賃上げがメイン、処遇改善 加算の取得について、看護の現場の現状から診療報酬改定について、事例を交えた分かりやすい説明があった
今回の改定は急性期病院と地域包括ケア病院ついて、介護保険との同時改定で方向性は変わらない
訪問看護は回数で評価、入院基本料の通則を変更「身体拘束の最小化」アセスメント能力、患者の見方、考え方で質の差がでるので患者をしっかり見ることとであると話された
ACP (アドバンス・ケア・プランニング) ガイドラインに沿って、患者中心の医療を同じ目的に向かい患者の思いが中心のチーム医療を行うことである 
看護の現場は人手不足、人手が増えなくても記録を減らす、IP活用、ロボットの活用など、何を優先するか、人手、量を増やすのではなく看護の質を増やすことが求められている
看護師は看護する人で一生涯学ぶ、生涯教育であり、一人一人の能力の活かし方、原点に戻り考えることであると話された
第2部 グローバルヘルスケアコンサルティング会社  鳥海和輝氏
今回の診療報酬改定のポイント・基本方針について給料、働き方改革、処遇改善、働き方改革、医療DXの評価、訪問看護料の詳細について説明があった
研修資料P194あり、診療報酬改定ポイントを資料に沿って重点的な説明があり、診療報酬改定のポイントはできるだけ生活の近い場所に近づけるような改定と診療報酬改定に至った経緯について説明があった
急性期病棟の基準の見直しがあり、今までの急性期病院は地域包括病棟に移行する
ACPガイドラインに基づく意思決定支援の流れ、ICTの活用の重要性、看護師の確保が難しい現状に業務支援アプリ導入などが求められる
看護必要度は18日が16日に短縮される、必要度項目の見直し、早めに移行できるよう医事課と連携したほうがプラス算定に変わりやすい
高齢者の急性期病棟入院による安静臥床の弊害、筋力低下など様々な悪影響が起こり、ADLを低下させない対応が求められる 移行要件が病棟単位では厳しい現状がある 今後リハビリ、管理栄養士を配置強化するなど、病床単位での対策が必要となる
訪問看護の訪問看護管理療養費の引き上げについて、24時間対応体制の確保の現状と改定の概要、加算の要件、複数回訪問看護加算の算定状況の対応について細かい説明があった
今回の診療報酬改定のポイントは、身体拘束の最小化、ICTの活用、ACP意思決定の支援など、患者中心の医療を実現するための改定であると講師からのご講演があった。

 
神奈川県看護連盟

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