日頃より看護職の皆様には、看護連盟活動にご理解とご協力をいただき誠にありがとうございます。

　昨年、診療報酬に看護職処遇改善評価料が新設されました。さらに11月18日に国家公務員医療職俸給表3の看護職の昇給基準が改正され、４月１日から施行されています。

この改正にあたっては、日本看護協会・日本看護連盟・看護職国会議員が連携して厚生労働省、人事院等の所管部署との面談、本会議、厚生労働委員会での発言や政府への申し入れなど根気よく訴え続けて実現した成果です。

今後、国家公務員以外のより多くの看護現場で働く看護職の、賃金体系の導入と処遇改善に向けて活動を進めてまいりたいと考えています。そのためには現状の把握のための実態調査を行います。そして、調査結果を現場の看護管理者や日本看護連盟、看護職国会議員へ届けていきたいと考えています。

　今年の日本看護連盟総会で、次期参議院選挙の組織内候補予定者として、現参議院議員「石田まさひろ」氏が決定しました。石田まさひろ議員の活動を多くの看護職の皆様に発信し、知名度を高めていきたいと考えています。

　神奈川県看護連盟の総会時の特別講演で衆議院議員小泉進次郎氏のテーマが「政治に無関心でいられても、無関係ではいられない」でした。まさに、政治は生活に密着し身近なものなのです。

看護職の専門性と役割の重要性はコロナ禍で認められました。看護職自身が教育や処遇改善について、大きな声を上げていきましょう。